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サプリ選考基準について(プラセンタ選びの注意点)

プラセンタサプリは、多くの種類が販売されています。

当サイトが発足したのは2012年ですが、今年に入ってさらにプラセンタ市場は活況です。毎年市場は拡大しています。稀少なはずの馬プラセンタもこれだけ商品が売り出されていれば、どこが稀少なのか?と思えるほどです。豚プラセンタにいたってはSPF豚を使うなんて当たり前になりました。

プラセンタの選考基準

プラセンタを選ぶ際の注意点とは

そして、各社さまざまな自社基準でアピールしています。「エキスに換算すると何ミリグラム!」とか「濃縮エキス配合」など。はっきりいってよくわかりません。一番の弊害はこのエキス換算です。エキスというのは製造段階で加える水分の量によって濃度が濃かったり薄かったりします。また濃度を操作することもできます。すると同じエキス換算30,000mgでも、A社とB社では実は濃度に大きな差があったりします。でも、メーカーさんはそんなこと教えてくれません。

 

原末に換算すると差がはっきりします。

プラセンタエキスでは実態が見えないとご説明しました。では、どうすればいいのでしょうか?その答えは、原末換算です。プラセンタエキスから余計な水分を飛ばしたものが原末です。すると、エキスの濃度とは関係なく、出来上がるプラセンタ原末の濃度は100%です。もし薄いエキスを使っている場合、原末に換算すると非常に少ない量の原末換算となります。この原末量の比較を行うことで、初めてプラセンタサプリのコストパフォーマンスが公平に判断できるようになりました。(プラセンタ原末=プラセンタエキス末です。)

原末に換算して何ミリグラムか?この質問に答えられるサプリを当サイトでは集めました。

ただし、原末でも薄める方法があります。それは、スプレードライ製法でデキストリンなどを混ぜる方法です。最近ではデキストリンの混ぜる量を調整できるようになっています。原料の調達具合に合わせて、デキストリンを多く配合する・・・ということもできてしまいます。そのためスプレードライ製法で作られたものは100%原末にはなりません。

スプレードライ製法で作られた原末は、70%~50%程度の純度の低いものになります。その点は注意してください。当サイトでもスプレードライ製法のものはメーカーに情報開示を依頼し、注意して比較対象にしています。一方、フリーズドライ製法は100%原末になるので安心してください。

プラセンタは原末換算

アミノ酸量で判断すると馬と豚の差は歴然

馬と豚の違いは各社が様々な説明をしていますが、真実は何なのか?

プラセンタサプリの主要成分であるアミノ酸量の分析を日本食品分析センターに依頼しました。プラセンタの魅力はアミノ酸だけに留まりませんが、注目すべきEGFやFGFなどの成分はアミノ酸からなるタンパク質です。まずこのEGFやFGFが豊富に含まれているかどうかの指針をアミノ酸量に求めたわけです。通常アミノ酸は20種類です。この中の18種類の配合量を測定する方法が一般的です。残りの2種類は特殊な方法でしか測定できないため、18種類の測定で比較する方法が定着しています。

アミノ酸(18種類)量の測定結果は、

一位 馬プラセンタ原末(フリーズドライ)82.31%
(100g中に含まれるアミノ酸18種類の量は82.31g)

二位 豚プラセンタ原末(フリーズドライ)69.04%
(100g中に含まれるアミノ酸18種類の量は69.04g)

でした。

同じ条件で比較すると、馬プラセンタ原末と豚プラセンタ原末の差は、13.27% でした。

よって、馬のほうが豚よりも1.2倍優れているということになります。 300倍や1400倍などの誇張した表現は、比較基準がおかしいのです。乾燥した「フリーズドライ原料」と水分たっぷりの「エキス原料」を比較して消費者を惑わそうとしているのです。

 

その他の美容成分について

プラセンタサプリプラセンタサプリの中には他の美容成分を配合しているものもあります。
パッケージの裏面に貼ってある原材料名を見てください。色んな美容成分の名前が記載されています。すると我々消費者は、いったいどれだけプラセンタの原末が含まれているのか全くわかりません。

この原材料名には配合量の多いものから記載する義務があるのです。どいうことはまず最初にプラセンタ原末(もしくはプラセンタエキス末)の記載があるものは、カプセルの中に一番原末が入っているということです。そのようなサプリを選考しました。また詳細をメーカーに問い合わせ、明確な回答をいただけない場合は、そのサプリを排除していきました。

 

その結果生まれたのが当サイトのメインページです。≫≫プラセンタのコスパ比較表はココ

 

マリンプラセンタは注目を集められませんでした。

マリンプラセンタのアミノ酸18種類の量を測定すると、88.89%(100g中に含まれるアミノ酸量は88.89g)という驚きの結果が出ます。これは馬プラセンタよりも優秀な結果です。豚プラセンタと比較すると1.5倍のアミノ酸量です。優秀な素材として当初は注目しましたが、市場に広がりは見せていません。またプラセンタ業界団体からは、胎盤と関係ない魚由来の素材のため排除されています。

マリンプラセンタは鮭の卵巣膜からアミノ酸成分を抽出したものです。動物の胎盤ではなく魚の卵なんですよね。マリンプラセンタのサプリで原末の配合量を明確にしているサプリが登場したりしましたが、現状はハッキリ言って失敗しています。市場を獲得できませんでした。植物プラセンタ同様に消えゆく素材となりそうです。

プラセンタ市場とは

大手の寡占と新興勢力

プラセンタサプリは老舗2社と新興2社とのせめぎあいです。
老舗は、銀座ステファニー化粧品の「プラセンタ100」とフラコラの「プラセンタつぶ5000」です。
面白いことにこの2社は豚プラセンタを使ったサプリを販売しています。
一方新興の2社は、馬プラセンタを使ったサプリを販売しています。「母の滴プラセンタEX」のフローレス化粧品と「TP200」の日本メディカルです。
もともとプラセンタサプリの市場がここまで大きくなる前から、市場の開拓してきたのが老舗2社です。10年前は国内で馬プラセンタを手に入れたくても、供給元の厩舎にその設備もなく、安定して素材を手にれることができない状態でした。また、豚プラセンタに関しても国内では素材を安定して提供できる農家も少なく、さらに酵素分解するノウハウを持った加工工場も小規模なものか医薬品を作っている企業しかない状態でした。
そこで、EU圏内でデンマーク豚を使ったサプリ開発をしたのが「プラセンタ100」です。フラコラも当初はデンマーク豚を主原料にしていましたからこの流れについていった感じです。
プラセンタ100はTVショッピングで50代、60代の女性の市場を開拓しました。プラセンタつぶ5000は20代、30代女性の市場を開拓しました。

それから10年の時が流れ、国内でも馬プラセンタが高値で取引されるようになると、厩舎側も体制を整え、そのかいもあって、北海道産のサラブレッドのプラセンタが原料として安定的に入手できるようになってきました。ただ安定していると言っても希少であることに変わりはありません。新興の1企業である、日本メディカルはこの原料を大量の買い付けることで、ほぼ流通している国産原料を買い占めています。その結果出来上がったのが、「Tp200」です。国内のプラセンタ市場を独占したいという願いで、赤字の価格設定がされています。プロの目線で見れば、お買い得なのは明白で、この価格で手に入ることはあり得ません。かなり野心的な価格です。また国内原料を買い占めてしまっているので、他社が追従しようと思ってもできません。数年後には、国産サラブレッドプラセンタはTp200以外に存在しないかもしれません。
一方で、馬プラセンタ市場で一気にTOPへ駆け上がったのが、母の滴プラセンタEXは販売するフローレス化粧品です。国産原料の大量の安定供給が難しいとわかると、メキシコ産の馬プラセンタを供給先にして開拓。外国産ではありますが非常に質の高い馬プラセンタを低価格で販売しています。非常にリピートが多いのがそれを証明しています。新興の2社が馬プラセンタのTOPを争っている状態です。

 

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